すぐにでも始めたい 認知症対策になるサプリ

最近、人の名前がぱっと出てこない

名前を思い出せない

物忘れが気になる

 

年齢問わず、このような症状は誰にでも思い当たるのでは?

特に40歳を過ぎた頃から気になる人が多いようです。

私もその一人。

親が認知症なので自分も素因的になりやすいのではないか?

と不安を抱えている人もおられるでしょう。

 

今日は認知症対策になるサプリをご紹介。

私の父がアルツハイマー病になったということもあり、認知症について向き合う中で、医師として勉強し治療薬を飲んでいても病気自体は治らないこと、進行も止められないことがわかり、何か出来ることはないかと調べていて出会ったサプリについてお話ししたいと思います。

25年前から認知症は始まっている

ご存知でしたか?

認知症は25年前から始まっているのです。

ある日突然なる病気ではなく、ゆっくり進行して症状が出たときには既にかなりの年数がたっている。

アルツハイマー病はアミロイドβ蛋白タウ蛋白が脳内に蓄積して発症すると言われています。

これらの蛋白が脳に沈着したものを老人斑といい、神経細胞死が急速に広がります。

治療をしても蓄積してしまったアミロイドβ蛋白とタウ蛋白を取り除くことは出来ませんし、死んだ神経細胞も甦らない。

治療薬を飲んでも消し去ることは出来ないのです。

これらの原因蛋白は25年かけて蓄積し、ある一定の量を超えたところで病気を発症すると言われています。

だとすれば、これらの蛋白が脳に蓄積しないようにすれば予防も出来るのではないか?

そう考えた先生がおられたのです。

フェルラ酸を用いたマウスの実験

米などの植物種子由来のフェルラ酸に着目し、マウスを用いてアルツハイマー病が改善するか否かについて検証されました。

埼玉医科大学総合医療センターの森先生です。

アルツハイマー様病態マウス24匹と、野生型(病態変異無)マウス24匹を以下の4群にワケ、認知機能障害とアルツハイマー病態に対する効果を検証。

つまりフェルラ酸を投与するしないで違いが出るのか検証したわけです。

アルツハイマー病のマウスは過活動になり歩行量(回数)と立ち上がり回数が増え落ち着きのない行動をするため、それらを指標として効果を判定。

結果は・・・

フェルラ酸を投与されたアルツハイマー病のマウスは正常なマウスと同程度にまで過活動か沈静化されました。

これらの結果より、フェルラ酸は認知効能障害を改善することが分かりました。

そしてマウスの脳を調べてみた結果、フェルラ酸を投与されたマウスはアミロイドβ蛋白の沈着が59〜73%も軽減されています。

表の上段がフェルラ酸を投与されなかったアルツハイマー病のマウスの脳。

アミロイドβ蛋白が沈着して茶色くなっているのが分かりますね。

下段がフェルラ酸を投与されたアルツハイマー病のマウスの脳。

明らかに減っているのが分かります。

つまりフェルラ酸はアミロイドβ蛋白の沈着を軽減することが分かりました。

MCI(軽度認知障害)に対する臨床研究

次はマウスではなく人間にゲルら酸を投与して認知機能が改善するか否か調べた先生がおられます。

国立病院機構菊池病院の木村先生。

MCI(軽度認知障害)と診断された29名の患者さんにフェルラ酸を投与し2年間(96週)にわたり追跡調査を行いました。

認知機能はADAS-Jcogで調べてスコア化。

この検査は得点が高いほど障害の程度が高度であると判断されます。

その結果、1年間(48週)臨床検証研究を終えることが出来たのは22名。

うち改善が15名、悪化が7名となりました。

悪化された患者さんのうち4名は遺伝性のアルツハイマー病の方でした。

改善例のスコアは著名に改善しています。

さらに2年後(96週)まで臨床研究を終えることが出来たのは、さらに減って18名。

結果は改善が11名、悪化が7名。

悪化例のうち4名は遺伝性のアルツハイマー病なので、やはり遺伝性のものについては治療が難しいと言えそうですね💧

改善例のスコアは著名に改善しています。

全ての人に効果があるとは限りませんが、薬と違って副作用もありませんから試す価値はありそうです。

ちなみにMCI(軽度認知障害)の方が認知症に移行する率は1年間で25〜30%。

フェルラ酸を投与された人は2年間で16.7%。

以上のことよりフェルラ酸はMCIの認知機能障害の進行を抑制する可能性が期待されています。

フェルラ酸は脳血流を改善する

フェルラ酸の脳への変化を画像診断を用いて報告されたのが東京医科大学八王子医療センターの金谷先生。

レビー小体型認知症の患者さんに1年間フェルラ酸を投与し、その前後でSPECT検査をしたところ、脳血流が有意に増加しています。

フェルラ酸とは

フェルラ酸とは植物の細胞壁を構成するポリフェノールの一種で、色素成分でもあります。

米ぬかの部分に豊富に含まれています。

強い抗酸化作用があり活性酸素を除去します。

また解毒作用や抗炎症作用もあります。

認知症対策だけでなく美容と健康にも嬉しい成分ですね。

フェルラ酸以外の2つの成分

フェルラ酸サプリにはフェルラ酸以外に2つの有効な成分が入っています。

バコパモニエラ

ヨーロッパ、北アフリカ、アジア、南北アメリカに分布するゴマノハグサ科の湿性の多年草。

日本ではオトメアゼナと呼ばれています。

インドの伝統医学(アーユルベーダ)で利用されてきたハーブの一つ。

健脳の薬草、記憶力・集中力の薬草と言われています。

ガーデンアンゼリカ

セリ科シシウド属の二年草、または多年草。

北半球の広い範囲に分布している。

欧州を中心に古くから薬用・食用のハーブとして用いられています。

強壮、消化促進にすぐれた薬効があり、貧血・ガス腹の改善、利尿・発汗の作用にも効果があります。

飲み方

1日2回、空腹時にお水と一緒にお飲み下さい。

私は起床直後と就寝前に飲んでいます。

錠剤なので味を気にすることなく飲めます。

 

80歳でアルツハイマー病を発症するとしたら55歳から既に始まっていると考えると、50代から、もっと早く40代から飲み始めても早すぎないですね。

少しでもアミロイドβ蛋白とタウ蛋白の蓄積を抑えることが出来れば認知症を予防できる、あるいは発症時期を遅らせることが可能かもしれないと考え、私と家族は既に内服を開始しました。

お問い合わせは受付窓口もしくはお電話で📞

06−6941−0919

 

 

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